メインビジュアル メインビジュアル

新着情報

外壁塗装を自分でやったらどうなる?自分でやらない方が良い理由とは

外壁塗装を業者に依頼すると、高額な費用が掛かります。
そのため、自分で外壁塗装してみようと考える人もいるでしょう。
ですが、外壁塗装はDIYで実施するのはおすすめできません。
その理由についてまとめます。

外壁塗装を自分でやったらどうなる?自分でやらない方が良い理由とは

業者に依頼した場合の費用内訳

外壁塗装を業者に依頼した場合、どのような費用が掛かるのかを先に解説します。
外壁塗装では、塗料の種類によって材料費が大きく変わりますが、ここでは一般的なシリコン塗料の場合で考えます。

塗装に必要な全ての材料や塗料は、費用全体の約20%を占めます。
作業を安全に実施するために必要な足場の費用も約20%です。
塗装職人や工事に関わる全ての人件費は約30%です。

残り30%は運営費や工事費といい、職人の交通費や許可取得費用、さらに雑費などが含まれます。
DIYなら足場は不要で、人件費も削減できそうです。

30坪程度の建物ならおおよそ60~90万円掛かるといわれる外壁塗装も、30万円以内でできるのではと考えるかもしれません。

自分ではやらない方が良い理由

費用の約30%に当たる人件費が削れる可能性があるDIYでの外壁塗装ですが、人件費を支払っても業者に依頼した方良い理由があります。
大きく分けるとその理由は、次の四つになります。

・手間がかかる
・仕上がりが違う
・費用が掛かる
・怪我のリスクが高い

この四つの理由を具体的に解説します。

手間がかかる

通常業者が、外壁塗装する場合の手順は次の通りです。
外壁塗装は高所作業となるため、安全に施工するためには足場を設置します。
高圧洗浄や塗装の際の水や塗料の飛散防止のために、飛散防止膜を張り巡らせましょう。

塗料と外壁材の密着度を高めるためには、まず高圧洗浄機で汚れを落とします。
外壁に傷みがある場合には補修し、外壁材のつなぎ目のシーリング材に傷みがある場合はシーリング材を充填し直します。

塗料を塗装面以外に塗ってしまわないよう、養生を丁寧に施します。
塗装は下塗り、上塗り二回の三回塗りを実施しますが、そのたびにしっかりと乾かすことが必要です。

最後に、養生の撤去や飛散防止膜や足場を解体し終了となります。
非常に手間がかかる作業であることが分かるでしょう。

仕上がりが違う

業者に依頼すれば、作業はそれぞれ専門的な技術や知識を持った職人が実施します。
塗料によって塗り方などにも違いがありますが、これらを熟知した塗装職人が作業にあたるのです。

ですが、塗料による違いを把握できていない人が作業すると、上手く塗れない場合があります。
また、業者が利用する塗料とホームセンターで販売されている塗料では質そのものが違います。

塗装に不慣れな人が施工すれば、塗りムラなども出やすいでしょう。
業者に依頼すれば、きれいに仕上げてもらえる外壁塗装も、DIYではそこまでの完成度が期待できません。

仕上がりは見た目を左右しますが、見た目以上に外壁を守るという外壁塗装の効果に差が出てきます。
特に下処理が甘いと塗膜は剥がれやすくなりますし、補修ができていないと外壁自体に傷みが生じたままになります。

いくら外壁を保護する外壁塗装を実施しても、外壁の劣化が早まってしまいますよね。

費用が掛かる

手間がかかる作業でもある外壁塗装ですが、業者に依頼し職人が手掛ければ概ね2週間程度で作業が完了となります。
もちろん、技術も知識もある職人だからこそこのような短期間で施工が可能となります。

また、好機に合わせ作業が終了できるよう必要な場合は、職人を増やして対応してくれることもあるでしょう。
ですが、素人が実施すれば作業効率は悪くなりますので、工期はさらに伸びるでしょう。

工期が伸びれば、それだけ長く足場を設置しておく必要があります。
足場は設置や解体だけではなく、足場材のレンタル費用も必要です。
工期が伸びれば、それだけ足場費用が高くなるのです。

業者は、作業に必要な機材は保有していますが、DIYではこれらも改めて揃える必要があるでしょう。
業者用の機器と家庭用の機器では、作業効率も違います。

効率を求めれば、高額な業者用の機器が必要ですし、家庭用で済ませようと思えば、やはり効率が低下します。
もちろん、業者用の塗料と市販の塗料では価格も違います。

大量仕入れが可能な業者に比べ、ホームセンターなどで購入する塗料は質の面では業者用に劣りますし、費用の面では高くなります。
結果的に、業者に人件費を支払った方がよほど安くなる場合が多いのです。

怪我のリスクが高い

外壁は、高所での作業もある大変危険な作業です。
万が一バランスを崩せば、落下の恐れもあるのです。
業者であれば足場を設置し、さらに安全対策を施した上で作業を実施しますが、DIYではそこまでの安全対策ができるでしょうか。

また、費用を浮かせようと足場を設置しないで実施しようとする人もいるでしょう。
大変危険な作業で、怪我のリスクがどんどん高くなってしまいます。

まとめ

外壁塗装を業者に依頼すると、その費用は高く感じるかもしれません。
ですが、DIYで実施した方が高くなる場合があります。
さらに仕上がり具合も悪く、危険な作業も多いのです。

外壁塗装はプロでもある業者に任せる方が、仕上がりもきれいで安心です。
株式会社成心仮設でも外壁塗装の施工を実施しているので、お気軽にご連絡ください。

外壁塗装はこちらまで