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外壁塗装を火災保険でカバーできる?外壁塗装と火災保険の関係についてご紹介

外壁塗装を火災保険でカバーできる?外壁塗装と火災保険の関係についてご紹介

火災保険は、火が原因で起こった事故の際に利用するものと思われている方もいるようですが、実はそれだけではありません。台風をはじめ、自然災害によって被害を受けた場合にも補償される保険です。外壁塗装は数十万円以上の費用がかかる大工事ですから、これが補填できればかなり家計を助けてくれるでしょう。しかし、どんな外壁塗装でもよいというわけではないようです。どのようなケースの場合、火災保険を利用できるのでしょうか。

火災保険とは

火災保険は損害保険のひとつで、火によって発生した損害だけでなく、落雷、水災害などによって、損害を受けた家財や建物などを保障する保険です。他にも「集団行為等にともなう暴力行為」や「建物外部からの物体の落下」などもあるため、イタズラで外壁を汚された、また車の事故で外壁を破損された場合にも補償されます。

保険会社によって約款の違いがあるので、自分の契約内容を確かめ、わからない際には保険会社に確認することをおすすめします。

外壁塗装の費用が無料になる場合

外壁塗装の費用を保険でカバーするには、その理由が最大のポイントになります。

一番ベーシックな理由として使えるのは台風です。もしも工事をする理由が台風でであった場合は、それを伝えることで、補償範囲とみなされ修復のための保険料が支払われます。他にも雹などが突然降ってきて外壁に穴が空いたケースも、自然災害を理由として保険適応範囲になります。さらに人的被害による災害もカバーする住宅総合保険に入っていた場合は、ボールが飛んできて外壁が損傷したなどを理由に保険の請求が可能です。

もちろん近隣の火事に巻き込まれて、自宅が損傷した場合も火災保険の対象となります。相手の家の火災保険をあてにすることが法律上できないため、そういった点においても火災保険は有効と言えるでしょう。

火災保険の対象にならないケース

万能に感じる火災保険ですが、対象にならない範囲もあるので覚えておくことが大切です。

    • 経年劣化

建物は常に風雪や温度変化にさらされているため、年数が経てば自然に劣化が進みます。新しかった外壁5年10年と経てば、塗装部分が剥げてきたり、ひび割れたりすることも当然あるでしょう。こういった経年劣化を理由とした塗装リフォームの場合、残念ながら火災保険の対象にはなりません。

経年劣化の判断は難しく、たとえ台風が原因で外壁が崩れたとしても、最初の塗装からある程度年数が経っていた場合には、「経年劣化」と判断されることもあるので、メンテナンスには気をつけておいた方がよいでしょう。

手続きの仕方

まずは自分が入っている損害保険会社に連絡をし、必要な書類を揃えていきます。次に保険の対象となりうる部分の写真を撮影し、被害を受けた時期や場所などを記録します。申請書に記入して、提出すると、損害保険会社から「損害鑑定人」が現場調査を行います。その後、損害保険会社の方で対象になるかどうかの審査が行われるのです。

火災保険は一般的に損害を受けてから2、3年以内までが申請期間とされています。そのため、損害を受けた時には、すぐ手続きを進めておいた方が得策です。残念ながら、たとえ台風や雹などの自然災害が原因で発生した壁の落下やはがれであったとしても、現場調査の結果、「最初の塗装の仕方に問題があった」と判断された場合、保険は支払われません。その際は自己負担、もしくは塗装会社に連絡をし、施工業者に負担を求めることになります。

塗装会社に問題があったと判断されても、悪質な業者であった場合、支払わないなどのトラブルへつながることもあるため、しっかりとした塗装会社を選ぶことが保険の申請を考える際にも重要になってくるといえるでしょう。

申請に必要な書類

申請に必要な書類は大きく分けて3種類あります。本人で行うのは保険会社への請求書作成です。それ以外にも修理内容の見積書、被害を証明する写真などがありますが、これらに関しては、見積もりの際にあわせて業者が用意してくれるのが通常です。自身で撮影することも可能ですが屋根の近くのひび割れや気づかないところが壊れている可能性があるため、プロの業者に任せるのが得策でしょう。

まとめ

外壁塗装に火災保険が適用される場合は入っている保険内容によりますが、台風、風水災害などの自然災害の場合と、車の事故やイタズラによる破損など人的被害による2種類があります。どちらもどのような保険に入っているかによって、カバーされる範囲が変わるため、自身の住んでいる住環境を考えながら、妥当な火災保険を選ぶことが大切です。

火災保険は、経年劣化など建物の自然な劣化に関しては補償されません。また自然災害が起こった際にも、リフォームから長い月日がたっている場合は、経年劣化と判断されることもあるので注意が必要です。

さまざまな専門知識と書類の準備が必要な外壁塗装なので、信頼できる業者に任せるのが一番です。「株式会社成心仮設」は、足場づくりをベースに経験豊かな職人が揃うプロ集団です。自宅の外壁塗装が火災保険の対象になるかどうか分からないときや、上手なコストダウンの仕方などのアドバイスも行なっていますので、お気軽にお問い合わせください。

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