一言で外壁塗装と言ってもその工程は会社によって様々です。そこで私達、成心仮設で行なっている流れにそって外壁塗装のポイントを解説します。
工事開始前に、どのような工事が必要なのか、事前に外壁の状態をチェックします。
外壁ひび割れ、コーキングのひび割れなどチェック項目がございます。
状態を確認後、どのような補修が必要で、どのような工事内容になるかを判断したのち、御見積書を作成し、施主様とご相談しながら決めていきます。
工事が始まる前に、施主様宅の近隣住宅へ挨拶回りをします。
その際に、工事の内容や期間などもお伝えします。
工事について事前にご近所へのご挨拶をしておくだけでもトラブル防止に繋がります。
施主様は近隣の方々と、一生のお付き合いになります。工事は一時ですが、工事の対応が悪く、工事後不仲になってしまう事例もございます。成心仮設ではそのようなトラブルにならないように、ご挨拶を大切にしております。
まず、家の周りに足場を組みます。
外壁塗装工事を綺麗に、そして安全に行うために大事な工程になります。
金額も、外壁塗装工事のうちの20%を占める高額なものですが、
足場を組むことにより、作業者が安全にかつ足元をしっかりと保つ事ができるので、仕上がりも良くなり、耐久年数も長くなります。
足場を組まずに工事を行なってしまうと、作業者が不安定な場所で作業を行わなくてはいけなくなります。その為、均等に塗る事ができなかったり、ヒビ割れや剥がれがすぐに起こってしまう可能性もあります。
高額と思わず、最高の仕上がりを期待する意味でも、足場は必ず組んでもらいましょう!
足場を組み終わったら、飛散防止のネットで囲います。
足場なしで仕事をするので安くします!などと言ってくる業者には要注意!!!!
塗料を塗り始める前に、高圧洗浄機で壁に付いた汚れを丁寧に洗い流します。
これも、外壁塗装工事の中で、重要なポイントです。
汚れが残っている壁に塗料を塗ると、そこから剥がれやすくなってしまい『せっかく塗ったのにもう剥がれてしまった。』などとなりかねません。
塗料の品質を100%に発揮させるための仕込みであり、この工程を行うことによって、工事完了後の剥がれやヒビ割れを防ぎます。
塗料が飛ばないように養生をします。
塗料の汚れが付かないようにすることも、養生をする理由のひとつですが、
さらに大事なのが、仕上がりを綺麗に見せるためです。
塗料を塗る場所と塗らない場所の境目をくっきりさせることによって、
仕上がりの見た目が格段に変わります。
高圧洗浄をして、ヒビ、膨れ、すき間等があった場合は、
その部分を補修し、外壁の表面の凹凸を無くします。
凹凸がなくなることによって、塗料が綺麗に塗れるようになります。
塗料の粘着がしっかりするように行う作業です。
この下塗りが仕上がりに大きく影響します。
下塗り含め三度塗り重ねていきます。
この三度塗りが、仕上がりと施工業者の信用を大きく左右するもののひとつです。
女性のお化粧で例えると、ファンデーションのような役割で、
かなり重要な工程です。
実際の色を塗る作業です。
この、中塗り作業をしっかり行うことによって、次工程の上塗りが
とても綺麗に仕上がります。
とても大切な作業になります。
最後の仕上げの作業です。
1番見た目に関わる作業になるので、中塗りが完全に乾いてから塗ります。
下塗り、中塗りの集大成として、
ムラなく、十分な厚みを出して仕上げます。
基本は、中塗りで使用する塗料と同じ塗料を使用します。
塗装の工程を終えたところで、
最後に施主様立ち会いのもと、スタッフと一緒に仕上がりを確認して頂きます。
もし、不備があった場合は、修正を行います。
すべての塗装の工程を終え、足場を撤去します。
綺麗になった外壁に傷を付けないよう、丁寧に足場を解体していきます。
足場の解体が終了後、清掃作業を行います。移動させていただいた物などを元の位置に戻します。
無事、すべての工程が終了し、工事完了となります。
このように、成心仮設で行っている外壁塗装の工程でお分りいただけるように、塗装工事で行う作業には、ひとつひとつに大切な役割があり、ひとつも欠けてはいけない作業です。
塗装工事は塗料を塗るだけではなく、下処理から、手を抜く事なく行い、綺麗な仕上がりを目指しているのです。
外壁塗装の流れをしっかり理解し、素敵な外壁に生まれ変わらせましょう!
成心仮設では、外壁塗装の見積もりを無料にて承っております。
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