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外壁塗装における職人のスゴ技をご紹介します!

外壁塗装における職人のスゴ技をご紹介します!

外壁塗装の施工を実際に行うのは職人の方です。素人からすると、一見ただ黙々と作業をしているだけのように見えてしまいますが、手練の職人ならではのスゴ技が随所に用いられていることをご存知でしょうか?そこで今回は、外壁塗装をする際の職人の方のスゴ技についてご紹介いたします。

下塗り

外壁塗装をする上で下塗りは非常に重要な役割を担っていることはあまり知られていないでしょう。素人からすると、外壁塗装というのは表面を綺麗にした外壁材に対して、そのままダイレクトに塗料を塗布するというイメージかも知れません。しかし、実際にはダイレクトに塗装することはなく、下塗りという工程が必ず差し込まれているのです。

下塗りの目的は、外壁材と塗料の接着力を高めるというものです。外壁材に対してそのまま塗装をすること自体は可能ですが、その場合気泡などの影響によって外壁材が傷んでしまうことがあります。その他にも綺麗に塗装をしたとしても最終的に塗りムラが発生してしまい、外観が美しくなくなってしまう恐れがあるのです。それらを防ぐための手段が下塗りというわけです。

下塗りをする際には、下塗り専用の塗料を使うことになります。カラーは基本的に白か透明であることが多く、その理由としてはこの後の中塗りや上塗りを行うことによって下塗り専用塗料が表面化することがないため、カラーリングすることに意味がないからとなります。下塗りによって外壁の耐久性向上にも繋がりますので、職人のスゴ技の一つと言えるでしょう。

中塗りと上塗り

下塗りの済んだ外壁材に対して、中塗りと上塗りを行うことで塗装は完了となります。中塗りの役割としては、下塗り塗料を上塗りするということと、上塗りを綺麗に定着させるために表面を平滑にするというものになります。つまり、下塗りでは外壁材と塗料の間にバリアを張り、最終的に表面に出る上塗りの仕上がりを中塗りによって向上させるというわけです。

中塗りと上塗りでは同じ塗料を使用することになります。そのため、下塗りの済んだ表面に対して同じ塗料で二度塗りをするということでもあるのです。下塗りをしているのであればそこからさらに2度も塗装する必要はないのではと思われるかもしれません。しかし、そこが職人のスゴ技でもあるのです。

塗料は液体ですので、どれだけ綺麗に塗装をしたとしても表面に気泡が浮き出てしまうことがあります。気泡は塗りムラの原因になるものです。下塗りをした表面に中塗りをすると、その時点では気泡が出てしまいます。そこに対して上塗りとしてさらに塗装を施すことで、塗料に厚みがつくので中塗りの気泡を覆う形となり、外壁はムラのない綺麗な仕上がりになるのです。

一見無駄に思えてしまう工程ではありますが、このスゴ技によって外壁の耐久力は確実に向上しますし、村のない美しい外観に仕上がるのですからメリットしかありません。

無駄のないローラーさばき

外壁塗装は基本的にローラーまたはスプレーによる吹付けという工法で行われることになります。広い面積の部分をまずは塗装し、最後に縁などの細かい部分を刷毛によって塗装をするのです。塗装をする方法ですが、ローラーなどに塗料をつけた上で外壁にまんべんなく塗るだけです。非常にシンプルですので誰にでもできるように思えてしまいますが、それほど簡単なものではありません。

同じ道具と塗料を使用したとしても、職人の方と素人ではクオリティに違いがあります。それは単純に経験の差でもありますが、それだけではありません。塗装道具のさばき方が異なっているのです。たとえばローラーで塗装をする際ですが、まずローラーに対してどの程度の塗料をつけるべきなのか多くの方がご存じないでしょう。たくさんつければその分だけ一度に多くの面積を塗装できますが、多すぎるとムラの原因になりますし、余分な表面が表面を凸凹にさせてしまう恐れもあります。

また、塗る流れに関してもスゴ技が隠されているのです。外壁材がレンガのように溝が存在している表面だった場合に、溝の部分に対してしっかりと塗料が塗布されていないケースも少なくありません。また、たっぷりと塗料をつけてしまったことによって、外壁から余分な塗料が滴ってしまうこともあるのです。

プロのスゴ技となるローラーさばきであれば、塗装対象を把握した上で十分な塗料の量を見極められますので、まず塗料が滴ることはありませんし、余分な塗料が一切残っていない美しい表面となるのです。

塗装方法による見た目の変化

塗装によって表面に変化を与えるのは塗料だけではありません。塗装方法によって、さまざまな模様を外壁表面に対して表現することが可能となるのです。たとえば吹付けという塗装方法であれば、スタッコやリシンと呼ばれる表面が複雑なマーブル模様のようなデザインに仕上げることが可能となります。

あるいは意匠性塗料と呼ばれる特殊な塗料を使用することによって、独特で落ち着きのある雰囲気をただ塗るだけで演出できるのです。吹付け工法と組み合わせることによって、既製品にはないオリジナルの模様をつけることも可能となります。

外壁材などによって、見た目に変化をつけられるか否かがわかるでしょう。クリア塗料を使って外壁そのものの魅力を前面に打ち出してもいいでしょうし、もしも見た目の変化をつけるのであれば、今回ご紹介した流れをぜひ参考にしてみてください。

まとめ

職人の方のスゴ技によって、何気ない作業がとても重要な意味を持つことになります。その一つひとつが外壁のクオリティに直結していますので、それを理解することはとても大切なことではないでしょうか。「株式会社成心仮設」では経験豊富でスゴ技を持ったプロの職人による外壁塗装を行っておりますので、ぜひお気軽にご依頼ください。

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