新築から何年か経った時に外壁がちょっと汚れているなと思っていても、どのようにしてお手入れすればいいのか分からないことがあります。実は自分でも簡単にお手入れができますので、この記事を見て自分たちでもできるお手入れの仕方を学んでいただければと思います。
ただ自分でお手入れをする時にはちょっとしたポイントがありますので、それも十分に理解してください。
外壁は家が建った時から常に外気にさらされますので、ずっとお手入れしていないと外壁が汚れたり、塗装が剥がれて家の寿命が短くなったりします。適切なタイミングでお手入れをすることで下記の2つのメリットがあります。
外壁をお手入れするきっかけは、家全体の見栄えが良くないことから来ることが多いと考えられます。外壁に黒ずみができているのであれば家全体が黒っぽく見えますので、家全体の見栄えが悪くなります。家の外壁を観察してみて若干汚れが付いてきたなというタイミングでお手入れをすれば、家全体の見栄えが良くなるはずです。
汚れが付着している外壁はダメージを受けていることが予想されます。そうなるとさらに外壁が劣化していくことになります。外壁が劣化して内部までダメージを受けていると、最終的に家の倒壊にもつながりかねません。
外壁を定期的にお手入れしていると外壁の状態を観察できますので、何かある前に手を打てます。早めに何らかの対策を講じることにより、外壁の劣化を食い止められ、家の寿命が延びることにもなるはずです。
自分で外壁のお手入れを行うのであれば、ブラシで手軽に洗う方法と高圧洗浄機で洗う方法の2種類があります。それぞれの方法のメリットとデメリットを紹介していきます。
自宅に何らかのブラシがあるのであれば、それを用いて外壁を洗ってください。外壁の高いところから低いところに向けて水で洗い流します。ある程度水だけで汚れが落ちますが、それだけでは落ちないところは洗剤を用いて汚れている箇所をブラッシングしましょう。
ブラシを使って洗うのは何よりも安上がりでいいですが、手間がかかる点がネックになります。また、中にはブラシを使っても取れない汚れもあります。
高圧洗浄機を持っているのであれば、それを利用することで効率的に汚れが落とせます。高圧洗浄機を準備できれば、ブラシよりも効率的に洗えるのはいいですが、水圧が強すぎると塗装が剥がれるリスクがあります。また洗浄力をキープするために水を多めに使ってしまう点にも注意しましょう。
自分でお手入れをするのは良いですが、注意をしないと却って塗装を剥がすことになります。塗装が剥がれるほどお手入れしては本末転倒です。実際にお手入れをするにあたって注意すべきポイントを4つ紹介します。
ブラシを利用するのであれば、なるべく柔らかいブラシを選択するようにしてください。硬いブラシでゴシゴシと強くこすってしまうと塗装に負担がかかるので、絶対に止めるべきです。汚れが目立つと強くこすってしまいたくなるものですが、強くこすることで外壁にダメージを与えては意味がありません。
自宅のお手入れのために水を外壁にかける時に、自宅の室内や近隣の敷地に水が飛散してしまうことに注意が必要です。特に近隣の敷地の水が飛散してしまうと、近隣の住民からクレームが来ることになります。近隣の住民からのクレームを防ぐためにも、しっかりと養生をしたり作業前に伝えたりすることが大切です。
高所の外壁が汚れていると、何とかしてお手入れがしたいと思うかもしれません。高所での作業を行うために脚立やはしごを用いることになりますが、転落事故が起こらないように十分に注意をしながら行うべきです。事故を防止するためにも1人で行うのではなく、2人以上で安全に配慮しながら行うようにしてください。
自分でできる部分に関しては洗浄しても構いませんが、自分たちでできない部分については無理をして行わないほうがいいでしょう。危険性がある箇所で作業できないのであれば、塗装業者などに洗浄をお願いする方法があります。自分で行うよりもお金がかかりますが、安心して作業を任せられますし、外壁のお手入れの仕方を教えてもらえるというメリットがあります。
外壁のお手入れをしないよりは定期的にお手入れをしていた方が、汚れが目立ちにくくなりますし、外壁を長持ちさせられます。自分でできることは定期的に外壁の掃除を行うことで、お手入れを簡単にすることが可能です。
高所など自分たちで外壁のお手入れをすることができない、自分たちだけのお手入れでは限界があるような場合は、ぜひとも「株式会社成心仮設」までご依頼ください。お客様のニーズに合った方法を提案させていただきます。
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