外壁塗装を行っている時に、どのくらい近隣住民に対して迷惑がかかっているのかはわかりません。そのため外壁塗装を行っているがゆえにトラブルが起こることがあります。今回は起こりうるご近所トラブルとその後に起こり得ることについて紹介した後で、ご近所トラブルを防ぐために事前に配慮するべきことを説明します。トラブルを回避するために参考にしてみてください。
外壁塗装の作業をしている時に近隣住民との間で起こり得るトラブルがいくつかあります。今回はありがちな4つの事例を見ていくことにします。
足場の組み立てや解体の時、高圧洗浄をしている時にはとくに騒音がするでしょう。これらの作業を行った時の騒音を止められませんので仕方がないことではありますが、工事前に近隣住民に対して挨拶をすることで対処するしかありません。
外壁塗装をする時は塗料を使わざるを得ません。最近の塗料は臭いが目立ちにくいものもありますが、臭いに敏感な人は悪臭だと感じることがあります。塗装作業をしている時には窓が開けられないとか、選択物を外に干せないなどの不満が出てきます。
外壁塗装の作業において十分に養生をしてにもかかわらず、近隣の家や車に塗料が飛散することがあるということです。完璧な養生をしても風の強さや向きなどで近隣にまで飛散することがあります。
場合によっては近隣住民から塗料が付いたということでクレームをつけられたりしますが、その場合は塗装業者が丁寧に対応します。
工事中には塗装業者の車を止めるスペースが必要になりますが、そのスペースがない場合には道路に止めるということになるかもしれません。道路に止めてしまうと近隣住民の通行の邪魔になりますので、それは迷惑になります。
通行の邪魔にならないような道路に止めるか、依頼者の自宅の駐車場に止めるかの対応を行うようにしてください。
近隣住民に対して挨拶をせずにいきなり作業を行う業者は、トラブルを起こしやすい傾向にあります。業者が近隣への対応を適切に行わずになんらかの被害に遭った場合、近隣住民が怒ってこの2つの行動をとることがありますので十分に気を付けてください。
作業中に汚れや塗料や水などが飛んできて洗濯物や家や車などになんらかの被害を受けたという場合には、損害賠償請求をされることがあります。作業をしているのは塗装業者ですので、もしこちらに損害賠償請求がされたとしてもその対象になるのは塗装業者です。
しかし悪徳業者になるとご近所トラブルを依頼者に押し付けようとして、依頼者が賠償金を払わされることがありますが、依頼者は余計なお金を支払う必要がありません。塗装業者がきちんと対応してくれないならば、第三者機関の「住まいるダイヤル」に相談してみるといいでしょう。
外壁塗装を行っている時に、近隣住民から依頼者の自宅に対してクレームをつけるために怒鳴り込まれることがあります。怒鳴り込まれる場合は、大抵の場合挨拶に行っていないことによって引き起こされます。
業者がいる昼間よりは業者がいない夜間に怒鳴り込まれることがありますから、お互いに無駄なエネルギーを使っていることになるでしょう。近隣住民から怒鳴り込まれないように、きちんと挨拶をすることは欠かせません。
外壁塗装を始める前に、近隣住民に対して工事を始める旨の挨拶をしておいたほうが未然にトラブルを防げます。挨拶をする時には塗装業者と依頼者本人が一緒になって、自宅を中心に東西南北に3軒先までは行うといいでしょう。
工事が始まってから挨拶に行くのはあまり意味がありません。勝手に塗装作業を始めていることについて近隣住民の中にはイライラしている人もいますので、火に油を注ぐことにもなりかねません。挨拶に行くならば、工事を行う前に行ってください。
塗装業者から工事日程表を受け取っているのであれば、挨拶を行った近隣住民に対してそれを渡してあげるとなおよいでしょう。工事日程表を見ればどういう工事が行われるのかが一目瞭然ですので、近隣住民の不安感が解消されます。
高圧洗浄時や塗装作業時には塗料の飛散を防ぐために自宅の周りを養生するわけです。いくら養生をしたとしても近隣まで飛び散る可能性はゼロではありません。
可能であれば近隣住宅の車や汚したくない物などについても養生をするようにすれば、損害賠償請求をされることは無くなります。ただし近隣住民の承諾が要りますので、事前にヒアリングをしておくといいでしょう。
外壁塗装は依頼者の自宅の外で行われますので、近隣住民にも影響が出る可能性があります。近隣住民に迷惑を掛けないように事前に挨拶をしたり、しっかり養生をしたりすることが求められます。無用なトラブルを招かないように、近隣住民にもしっかりと配慮できる塗装業者を選択するようにしましょう。
「株式会社成心仮設」では、近隣住民のこともしっかりと配慮して作業しております。外壁塗装や足場工事のことで依頼したいのであれば、ぜひともご用命ください。
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