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外壁塗装に用いられる塗料や工法の種類とは?

外壁塗装に用いられる塗料や工法の種類とは?

外壁塗装にはさまざまな種類の塗料や工法が存在していることをご存知でしょうか。それぞれに特徴がありますので、建物の周辺環境や外壁の種類などによって使い分ける必要があります。

しかし、実際に塗装をする際にどのような基準で選択したらいいのか迷うでしょう。そこで今回は、外壁塗装に用いる塗料や工法の種類についてご紹介いたします。

塗料の種類

外壁塗装に使用する塗料には8種類以上もの種類が存在していますが、ここでは代表的な4つについてご紹介しましょう。

アクリル系

アクリル系というのは、主成分がアクリル樹脂の塗料のことです。光沢があるので発色しやすいということと、重ね塗りに向いているという特徴があります。自動車などの上塗りにもこのタイプの塗料がよく使用されています。コストは最も安価ですので以前はよく使用されていましたが、耐用年数としては最大でも約8年と比較的短く、メンテナンスの頻度が高くなる傾向にあるため、近年ではあまり採用されないタイプです。

ウレタン系

ウレタン系というのは、主成分がウレタン樹脂である塗料のことです。素材自体がやわらかいという特徴があるので、密着性に優れています。それゆえに細かい箇所や局面の塗装と非常に相性が良く、ゴルフボールの表面塗装にも使用されているほどです。

外壁にはさまざまな形状や材質がありますので、対応力の高さも魅力的です。鉄やアルミ、木材など相性がいい材質も豊富です。それでいて硬度があるので耐用年数は約10年と標準レベルとなります。ただし、独特の光沢がありますので、仕上がりを気にされる方には向いていないかもしれません。

シリコン系

シリコン系は主成分がシリコン樹脂でできている塗料となります。コストパフォーマンスに優れているのが最大の特徴です。そのため、迷ったらとにかくシリコン系がいいといわれるほどの安定感をもち合わせています。耐久性や耐水性にも優れていますし、さらには透水性も抜群ですので結露しにくいのです。耐用年数も最大約15年と長いので非の打ちどころがないといっても過言ではありません。

フッ素系

フッ素樹脂を使用した塗料がフッ素系です。この塗料の魅力は耐熱性と耐寒性に優れているということと、耐用年数が10〜20年と非常に長いことです。

ただし、コストが比較的高く、雪が滑りやすいという特徴があるので、屋根部分の塗装に使用されることが多くなっています。また、紫外線にも強く、付着した汚れが雨で流れ落ちるので、高層ビルや鉄橋などのこまめなメンテナンスが難しい建造物でよく使用されています。コストは高いものの、その分耐用年数でカバーできますので、頻繁にメンテナンスをするのは避けたいという場合におすすめです。

塗装工法の種類

外壁を塗装する工法に関しても、いくつかの種類があります。使用する道具や塗装方法が異なっていますが、それぞれ向いている箇所にも違いがあります。工法の種類は大きく分けて以下の3つです。

刷毛工法

刷毛を使って塗装する工法です。刷毛の塗装面積はとても狭いので、細かい部分の塗装をするのに向いています。その反面、広い面積に対しては非常に効率が悪く向いていません。筆で塗装しているようなイメージです。基本的には細かい部分の仕上げや微調整に使用されることが多くなっています。

ローラー工法

ローラーを使ってコロコロと一気に塗装できる工法です。壁面の塗装をする際にイメージされるのはこのローラー工法ではないでしょうか。ローラーのサイズ分だけ一気に塗装可能ですので、全面に対しての塗装がとてもかんたんに一気に済ませられます。塗装面積が広いので重ね塗りにも適しています。ただし、細かい部分の塗装には向いていません。

吹き付け工法

スプレーのようにして塗料を吹き付けるようにして塗装できる工法です。ローラー工法と同様に、広い面積に対して一気に塗装できるので非常に効率的です。ただし、凹凸のある外壁の場合には、塗りムラが発生しやすいということと、風に流されやすいので、先述の2つに比べると難易度の高い工法となります。

外壁材の種類

外壁材の種類もいくつか存在していますが、外壁として用いられるものはしぼられます。外壁塗装をする際に、塗料と外壁材の相性がとても重要です。仮に相性が良くない場合、塗料がなかなか定着しにくく、定着したとしても劣化しやすいので、耐用年数が著しく低下してしまいます。

また、外壁材と塗料の組み合わせが外壁としての機能に影響を及ぼすこともあります。たとえば外壁材がモルタルですと、外壁塗料の効果が切れてしまうことでひび割れしやすくなってしまうのです。塗料と外壁材それぞれが機能性をもち合わせているものの、組み合わせることによってより高い効果を発揮するため、相性はとても重要な要素となるのです。

塗料によって耐用年数が決まる

塗料は色や効果だけでなく、外壁の耐用年数にも大きく影響するものです。塗料の耐久性が高ければメンテナンスの間隔は広くなりますので、費用面での負担はあまり感じません。

しかし、数年で耐用年数をむかえてしまう塗料を使用するとすぐにメンテナンスをしなければならなくなり、放置することでひび割れやチョーキング現象が発生し、塗り直しではカバーしきれないダメージを家に対して与えてしまう恐れもあります。外壁塗装では、多くの場合ついつい色を気にしてしまいますが、色だけでなく耐用年数や効果に関してもしっかりと考えたうえで塗料を選択するようにしましょう。

まとめ

塗料や工法、外壁の素材には非常に多くの種類がありますので、周辺の環境や求める耐用年数を基準に選択するといいでしょう。業者に施工を依頼する際には職人が選択することになるかと思いますが、今回ご紹介した内容を参考にしていただければ間違いありません。外壁塗装は「株式会社成心仮設」までぜひお気軽にご依頼ください。気配り重視の丁寧な施工で満足いただけるクオリティに仕上げます。

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