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04-2968-7246外壁塗装の工事で起こりうるトラブルとその回避策は？
外装塗装など家のリフォーム工事で起きてほしくないトラブルは、年々その数が増えており裁判にまで発展しているケースもあります。外装等の工事で実際起きてしまったトラブルには、いったいどういったものがあるのでしょうか。この記事では外装塗装でよく起こるトラブル、そしてその回避策などについて解説していきましょう。
コーキング剤の劣化
樹脂成分でできているコーキング剤（シーリングともいいます）は、開けてすぐはやわらかいクリームのような状態となっています。時間が経つとともに硬化し、ゴム状になる接着剤のひとつです。密着性がよく防水度が高いため、壁紙や水回りなどで使われることが多いのも特徴となっています。
コーキング剤はサイディングやALCパネルを外壁に貼りつける際、継ぎ目に充填して利用されます。クッション性が高いので、外壁材が破損するようなダメージを緩和してくれる効果も期待できるのです。
このようにコーキング剤は外壁に使用するケースがあるので、その場合にはコーキング剤の性質上、注意しておくべき点がひとつあります。それはコーキング剤が永遠ではなく、風や雨・温度の変化によって、劣化していく物質という点です。
その寿命は５年から、長くて10年といわれています。そのため場所によっては思ったより劣化が早く、それが原因で「手抜き工事ではなかったのか」などの疑惑が浮かび、業者とのトラブルになる危険性があります。
コーキングを施工した部分がベタベタしてきて、汚れが付着するようになったなら、工事を依頼する時期かもしれません。コーキングの修理には、「増し打ち」という、うえからあらたにコーキング剤を補填する工事方法で、値段も比較的抑えられます。しかしコーキングそのものが完全に劣化している場合には、「打ち換え」という古いコーキング剤を撤去してから、新しいものを充填する方がよいでしょう。
思っていた色と違う
色を選ぶ際サンプルをみながら色を選ぶのですが、「実際壁に塗ったらイメージしていた色と違った」というトラブルも、よくあるものです。たとえ選んだ同じ色であっても面積が大きくなると、最初にみていた色より明るく濃くみえるという現象がおこります。そのため最初は「少し濃い色の方がいいかな」と思って選んだ外壁塗装が、想像以上に鮮やかな色になってしまったというケースも多くあるといいます。
またその色を外でみたのか自宅の蛍光灯のもとでみたのかという状況によっても、色の雰囲気は変わるのです。「こんなはずではなかった」というトラブルを避けるためにも、外に出て色味を確認しましょう。希望した外壁の色をすでに施工しているところがあるのなら、その写真などをみせてもらうのもひとつの手です。
さらに塗料のツヤがあるないでも全体の印象が変わってくるので、パソコンを使ったカラーシミュレーションや実際の壁に少し塗ってみる試し塗りなどで、色のイメージをより現実に近い形で確かめると安心できることでしょう。
近所からのクレーム
外壁塗装をする際にはにおいも出ますし、作業するうえでは騒音が出ます。また足場を作るため作業員が隣の家の近くを歩くことを、よく思わない人もいます。突然工事がはじまると不愉快に思い、クレームが発生し、工事を中断しなくてはならないこともあるのです。
解決策として事前に「外壁工事がある」ことをできるだけ早く伝え、協力を依頼しておくことでこういったトラブルのほとんどが解決されています。外壁塗装は値段やデザインだけでなく足場などの設置がきちんとできる、またこういったご近所への配慮ができる業者であるかどうかも、依頼するポイントに入れておいた方がよいでしょう。
高圧洗浄中に水が家に入る
外壁塗装をする際に、外壁を洗浄する必要があります。この場合高圧洗浄機を使って、一気に外壁をきれいにしていきます。この清掃が丁寧にされているかどうかで、仕上がりやもちにつながっていくため、決して無視できないプロセスのひとつです。しかし施主のうっかりミスや業者との日程確認に行き違いがあった場合、空いている部分から高圧洗浄の水が家に入ってきて汚れてしまったというトラブルもあります。
またメインの窓などは気をつけて閉じていたとしても、意外に忘れがちなのが換気扇やトイレの小窓などです。こういったところから高圧洗浄の水が、漏れて入ってくることがあります。そのため洗浄中の水が入っていたのを確認した場合は、すぐに一度作業をとめてもらい被害が広がらないように、換気扇や小窓のチェックをしましょう。また隙間があるところにはさきに詰めものをするなどの処置をほどこした後に、作業を再開してもらいましょう。
まとめ
外装塗装では業者と施主でのコンセンサスがうまく取れていない場合、それが原因でトラブルに発展するケースがあるといいます。たとえばコーキング剤など将来的に交換しないといけないものを使用している場合は、確認が必要です。思っていたものと違うと、「工事ミス」「騙された」という言葉が頭をよぎるかもしれません。そうならないためにも事前に知識をつけておき、わからないことはそのままにしないことで起こりうるトラブルを回避できるのです。
「株式会社成心仮設」は、足場などをメインに事業を行っております。外壁塗装に欠かせない足場づくりや養生などの経験も豊富にあるため、そういったトラブルが少ない外壁工事を行えます。まずはお問い合わせや見積もりだけでも結構ですので、ぜひとも一度お気軽にご相談ください。
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